2025/09/03

「逃げる」という言い方は適切なのか

 


夏休み明けとか新学期というのは児童生徒の自殺が増える時期なのだそうである。

よくそういう時に「逃げて」という言い方をするが、どうもこれがひとつのジレンマとなっている節があるように俺は昔から思っている。
日本語の逃げるという言葉は単純には何かから離れることであり、危険から遠ざかることはもちろんこれに当てはまるのだが、一方で「犯罪をして逃げる」「やらなければならないことから逃げる」のようなマイナスイメージを持つ言葉でもあり、単に「逃げるな」という言葉がそれだけで成立するのも確かである。
つまり「逃げた」と自覚したり言われたりすることはあまり気分が良くない。「逃げなかった」のほうが姿勢としては良いことのように思えてしまうのである。逃げたかどうかだけが意識され、行動の本質的な評価は無視されてしまう。これでは「逃げる」の選択を躊躇するのも不思議ではないのだ。

なので死んでほしくないのであれば「逃げる」という言い方は正しいのだが良くはない。別の場所へ身を移すことの別の言い方、完全にマイナスではない言葉を作るほうが良さそうに思う。


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