クリエイターは必ずしも自己経営がうまいわけではないから、そのクリエイト能力を経済的に活かすために経営(マネジメント)をする人間が別に存在するのは悪いことではない。しかし互いに普通に生きている限りこの2つの能力があまり交わらないため想像力が働きにくく、また価値として見えるもの(作品と金)がわかりやすすぎるという面もあり(笑)、互いを尊重してうまくやっていくのもまた難しいことがある。
こういう時に「クリエイターだけを尊重すれば良い」という人がいるが、確実に違う。クリエイターが自己を経営できないから誰かに頼っているのである。その能力に欠けているから「頼る」関係が生じているのであり、クリエイター以外はその下で使われれば良いというのはまったく違う。
もちろん、クリエイターが経営がわからないのをいいことに金を抜いたり持ち逃げするのは論外ではある。が、これはリスペクトとかの話ではない。互いに頼るにしても相手のやっていることの透明性は確保せよということである。
経営者もまたクリエイターが暴走し使い物にならなくなるのでは困るから、破綻するような働き方をしていないかは把握しなくてはならない。そこを秘密にされて「心身が破綻しました、あとは知りません」では経営を担う側だってやっていられないのだ。それを外野が「クリエイターだから仕方ない」で片付けるのもまた違うのである。
……というくらいのことは「考えて」外野は見たほうが良いのであり、思い入れだけでどちらかの味方をすれば良いというものではないと思う。あ、あとクリエイトも経営もしたこともないのにクリエイター使って商売するぞ、と意気込む人もまた高確率の地雷なのでそれは気を付けてね。

0 件のコメント:
コメントを投稿